<<2007年08月 | メイン | 2007年10月>>
2007年09月18日
オーガニックfrom ドイツ 【第一回】環境先進国って何?
こんにちは、ハーブティー専門店ポメランドの長谷川です。
PONO Peopleをご利用のグリーンな皆様へ、ドイツ現地から最新のエコ・オーガニック事情についてコラム形式でレポートしていきたいと思います。
さて、みなさんはドイツという国からどのようなことを連想されるのでしょうか?
■ お酒がお好きな方なら、もちろんビールにソーセージ。
毎年9月に行われる世界最大のビール祭り、「オクトーバーフェスト」なんていうのもありますよね。
■ スポーツがお好きな方なら、サッカーのブンデスリーグ。
2002年のワールドカップで大活躍のオリバー・カーン選手もドイツ出身です。
■ 車がお好きなあなたは、きっとベンツにBMW。そして制限速度なしのアウトバーン。
120キロで走行中の私の車を左斜線からビューンと軽く追い抜かされてしまいます。。。
他にもベルリンの壁や音楽家のワーグナーやシューマン等を連想される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなドイツに関して、最近では『環境先進国』という言葉を耳にされることが多いかと思います。
「よく耳にする言葉だけど、環境先進国って一体何だろう。。。」
そんな方々に、人々の生活の中に垣間見ることのできる「エコな暮らし」を、ここドイツはフランクフルトからご紹介していこうと思います。
そもそも『環境先進国』と云われる一方で、人口約8,000万人のドイツはヨーロッパ第一の工業国でもあります。
世界のGDPランキングではアメリカ、日本についで第3位。メルセデスベンツを擁するダイムラー・クライスラー、BMW、アウディ、フォルクスワーゲンなど、多くの自動車メーカーがあり、その他産業でもSIEMENSやBOSCHといった世界的企業が数多く育っています。
そんなドイツが環境先進国としての最たる理由。
それは、ドイツの憲法に「次世代の為に自然を守る責任がある」と明記されているからなのです。そこから環境に関する数々の法律が立案/施行され、人々の生活に深く自然に根付いています。
スーパーマーケットには、BIOと呼ばれるオーガニック製品としての厳しい法基準を満たした農産物があふれ、ペットボトルやビールのビンは全てリサイクル、リユーズです。ペットボトル等は飲後、店舗へ持参すれば少しお金が返却されます。(予めデポジットと呼ばれるボトル代を支払っているからなんです。)
環境に対する感度の高さに加え、ドイツに住む人々のエコな暮らしを支えるもう一つの特徴は、「日曜日は休む日」ということです。数件のレストランやその他商店以外、店舗も全て休日です。また日本に無数に存在する24時間オープンのコンビニエンスストアに至ってはドイツではその存在すらほぼ見当たりません。
お店の深夜営業や日曜日営業は法律で制限されています。もしも許可すれば、日本のGDPは簡単に抜かれてしまうとさえ言われています。
土曜日に食材を買い忘れると大変なことになってしまいますが、日曜日は自宅や友人の家で大切な人とのゆっくりとした時間を過ごすのがドイツ流休日の過ごし方です。週末に都心に買い物へ出かける日本の休日の過ごし方とは正反対ですね。
私も週末は仲間や家族とBBQやピクニックをしながらビールを飲んで、少し落ち着いた頃にはポメランドのハーブティー。
とっても幸せな時間の過ごし方です。
これからもドイツの人々のエコな暮らしの側面をいろいろと紹介していきますね。
それでは、また次回にお会いしましょう。
写真) フランクフルトの遠景・町並み。工業社会と環境社会が見事に調和している。
ハーブティー専門店 ポメランド

自然農法の考えに基づいて、一切の化学肥料や防腐剤・防虫剤等の有害な化学物質は使用せずに、すべてのプロセスにおいて手作業で栽培・収穫・加工したハーブティを提供するドイツのブランド。ポメランドのハーブティには、BiolandとGAAの2つのオーガニック認証マークが貼られている。
![]()
投稿者 pono | コメント (0) | トラックバック (1)