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2008年01月25日

バリ島を代表するホリスティックリゾート BagusJati ①


数あるバリ島のホリスティック・リゾートの中でも、ヘルス&ウェルビーイングなリゾートとして評価の高いBagusJati(バグース・ジャティ)。今後数回にわたり、バグースジャティにお勤めの松田由紀さんによる現地レポートを投稿していただきます!


第一回目は、バグースジャティのあるスバトゥ村周辺のご案内です!


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バグースジャティのロビーからの風景

バリは東京都の約2.5倍といわれるさして広くはない土地の中、地域によって様々な表情の違いが見られることも、この島の特徴のひとつだと思っています。

バグースジャティへお泊りいただくお客様の中で、これが初めてのバリ島旅行、という方が意外に多いことに、最初は少なからず驚きを感じました。バグースジャティの住所は、バリ州ギャニャール県テガララン郡スバトゥ村字ジャティで、空港から車で1時間半、芸能の村ウブドを通り越し、さらに山へと進んだ海抜750メートルの小さな村の中にあります。

ウブドの中心部からも車で30分離れた距離ですから、ウブドエリアのホテルと括っていただくことにいつも申し訳なさを感じてしまいます。ビーチエリアとはもちろんのこと、ウブド中心部とでさえ標高差が500メートルありますので、気温はかなり違ってきます。バグースジャティではヴィラ内に一切エアコンを用意しておらず、逆にレストランには暖炉があり、7~9月の乾季には追加の毛布をリクエストいただくことが頻繁です。このような、熱帯・常夏の島、白浜のビーチに椰子の木…などというイメージからはほど遠いロケーションなので、訪れるお客様は、既に何度目かのバリで、今度はちょっと違う何かを…というバリ通の方々が多いリゾートなのだろうと思っていました。
けれども勤め始めて3年が過ぎようとしている今、バリ島というのは既に多くの旅人から「癒し」の地であるということを認知され、かつ求められているのだなと感じています。バグースジャティへお越しいただく目的も圧倒的多数で「リラックス&リチャージ」。今回の旅では買い物もしなくていいから、とにかくゆっくりと日頃のたまった疲れを癒したいという方々が、バグースジャティをバリの中の数あるホテルから選択してくださっているようです。
女性一人旅のお客様が非常に多いのも特徴のひとつでしょう。2002年の設立当時から「ヘルス&ウェルビーイング」というリゾートコンセプトを掲げているバグースジャティは、もちろん、そのようなご要望にお応えすべく、山の中の美しい緑に包まれて、まずはここの空気を吸っていただくことがデトックスの第一歩という環境をご用意いたしております。


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敷地内にあるバナナの木

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隣接する農地で飼育している牛。牛糞を使い畑全体を肥すオーガニック自然農法を実践している

そんなバグースジャティ近隣の村人の暮らしぶりはとても簡素です。まず、地域的に豊富な農作物に恵まれているので、村人たちは基本的に自給自足。市場で買い物をするとしたら洋服や調味料くらいとのこと。コーヒーの実も家で乾燥させて自家焙煎、臼で粉にして飲みます。各家庭にはまだ冷蔵庫もガスコンロも普及していませんので、台所では近隣の山から豊富に集められる薪を使って調理し、その日に食べる分だけ作って食べきります。畑は天然有機栽培。農作業の戦力でもある牛の置き場を畑から畑へ移動させ、そこに落ちた牛糞を耕して土を肥やします。そんな牛たちへの強壮剤は、バナナの茎、さつま芋とその葉、サゴ椰子の澱粉を交ぜて煮込んだスープ。虫除けの散布剤にはパパイヤの葉っぱを煮出した液を使ったり、木の防腐除けには珊瑚の殻を砕いてペースト状にしたものを幹に塗りつけたり・・・。
村人が家の建て増しや修理をする際には、特別な大工に受注しなくても、村の人々に声をかけてお願いし、コーヒーとお菓子とタバコを振舞うだけで共同作業で完成してしまうんです。


けれども、正直、まだまだ「地球保護」という(先進の)意識に追いつくには程遠い村人たちですので、こんなに天然エコな生活をしていながら、道端にはゴミをいい加減に捨ててしまいます。昔とは違って、捨てても自然に還るものばかりではないのですから、こんなところを見ると、もっと政府がいろんなことを教えてあげなければいけないのになぁと、非常にもったいない気分になります。


バグースジャティへ訪れた方々には、この様なバリの田舎の生活もぜひ垣間見ていただき、美しい自然と同時に、その中でタフでピュアに生きる人々からも「リチャージ」の糸口を見つけてもらえれば、と心の中で願っています。


■参考情報
・バグースジャティ ホームページ http://www.bagusjati.com/ja/
バグースジャティの写真を見る
バグースジャティの場所を確認


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スイートポテトがヒートアイランドの救世主!?


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都市部でのヒートアイランド現象や冷暖房の大量消費に有効とされる屋上緑化。東京都では、「改正自然保護条例」が施行され、1000㎡以上のビルを建てる場合、利用可能な屋上面積のうち20%以上の緑化が義務化されている。この条例により屋上緑化の導入が順調に進んでいるようだが、大きな問題もある。それが古いビルと1000㎡以下の小規模ビルへの適用だ。

特に、十分な断熱対策が施されていない古いビルにこそ積極的に導入されるべきものだが、現状はあまり進んでいないようだ。その大きな要因の一つが、「荷重制限」と言われている。新しいビルでは始めから緑化に必要な大量の土に耐えられる荷重設計がされているが、古いビルには荷重制限があり緑化できない場合も多い。

この現状を打開する救世主となるかもしれないと注目されているのが、「さつまいも」

サツマイモは繁殖能力が大変高いうえに、痩せた土地でも育つという特徴を持つ。また、サツマイモの葉は成長が早く葉が生い茂りやすい。そして、高さが40cmにも達するため日光を完全シャットアウトしてくれる。ビルの屋上のような過酷な場所でもサバイブできる頼もしいヤツなのだ。

そうしたサツマイモの成長性に着目し、古いビルの屋上でも緑化施工を可能にした屋上サツマイモ水気耕栽培システムが、NTTファシリティーズが販売している「グリーンポテト」だ。このグリーンポテトは、水と養分の入った1㎡ほどのユニット6つで構成されているシンプルなシステムだ。

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定植時。水と養分の入ったユニットを設置。

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1ヵ月後

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2ヵ月後

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3ヵ月後

そして、5ヵ月後には、屋上あたり一面が緑の世界へと変貌する。


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5ヵ月後の様子。葉が重なり合って成長し遮光効果が高い。



古くは江戸時代から、飢饉時に多くの人を飢えから救ってきたサツマイモ。今度は、現代病「ヒートアイランド」にも救いの手を伸ばそうとしてくれている。 この事実を知った後、食材店でサツマイモを見ると、なんだかサツマイモが愛おしく見えてくる。

株式会社NTTファシリティーズ  グリーンポテト
http://www.ntt-f.co.jp/ps/construct/greenpotato.html


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2008年01月23日

【日本のグッドエコツアー】⑤白神山地マタギ小屋泊トレッキングツアー


今回のエコツーリズムの舞台は、世界遺産の青森県白神山地。原生的なブナ林が広がるエコツーリズムエリアとして最近注目を集めている。前回特集した屋久島の白谷雲水峡がダイナミックな「動」のジャングルとすれば、白神山地はカームな「静」のウッドランド。この白神山地では、四季を問わず山の動物資源や植物資源を恵みとして利用してきた、マタギとよばれる人々の伝統文化がまだ残っている。こうした伝統的なマタギ文化が体験できるツアーが、「白神山地マタギ小屋泊トレッキングツアー」だ。

ふつうの登山道とはまったく違い、溶け入るように自然を辿るマタギ道を歩いて白神を満喫し、夜は森の中のマタギ小屋に泊まるマタギ体験ツアーとなっている。

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森に生えているものだけで作ったマタギ小屋。伝統的なこの小屋は最近はほとんど見られなくなった

ツアーガイドは、白神山地のことを知り尽くした現役のマタギとその仲間。ガイドからの充実した案内を受けながら、無理なく白神の醍醐味を堪能できる。また1グループにつき1人(冬は2人)のガイドがついてくれる点もうれしい。

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伝統的なマタギ文化に接し、自然との接し方について思いを巡らす

ブナ林にひっそりとたたずむマタギ小屋の中で、自然に同化し、静の世界を感じ取る。自然との共生を志向するグリーンピープルにとって、かけがいのない時間となるのではないでしょうか。


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事業者名: 白神マタギ舎
実施場所:  白神山地(主に西目屋村)
住所 : 青森県中津軽郡西目屋村田代字神田104-36
電話 : 0172-85-2415
ホームページ :http://homepage2.nifty.com/matagisha/



□関連情報
白神山地の地図

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2008年01月21日

マイレージポイントでカーポンオフセット


飛行機を使った海外旅行。飛行機の利用に伴い排出する温室効果ガスを相殺(オフセット)するサービスが普及の兆しを見せている。
前回紹介した事例は乗客が航空券以外に別途料金を支払い、排出権を購入する場面だったが、この度キャセイパシフィック航空と香港ドラゴン航空が展開するカーボンオフセットプログラムは、両社が運営するマイレージポイントでオフセット清算(キャッシュでも可能)してくれる、というユーザーフレンドリーな取組みとなっている。

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キャセイパシフィック航空

Fly Greener(クールなネーミング!)と呼ばれるこのオフセットプログラムは、上記2社の航空会社の従業員が、業務出張時に利用した航空機から排出された二酸化炭素ガスをオフセットするというCSR活動を発展させたものだ。
過去一年間、このCSR活動を推進し、合計100万香港ドル(約1360万円)の資金が集まったという。

そして、このカーボンオフセットプログラムで集められた資金は、中国・上海での風力発電所に当初は投資されることになっている(下記写真)。この風力発電の大容量のタービンから生み出される電力は上海の配電網に送り込まれ、利用されることになる。

現在、爆発的な勢いで増えている中国本土でのエネルギー需要。中国では、2020年までに全体のエネルギー需要の15%を再生可能な資源でまかなうようにするという戦略的目標が設定されている。その再生可能エネルギーの生産量は、実に121GW(ギガワット)!と見積もられている。2005年時点での日本の太陽電池を使ったエネルギー生産能力が約1080MW(メガワット)であることを考えると、中国は近い将来世界でNO.1の自然エネルギー大国となるだろう。


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航空運輸業が排出している二酸化炭素量は、全世界で人的活動により排出される量の約2%と言われている(世界気象機関の発表)。総対量として決して多くはないが、世界の各航空会社では、カーボンオフセットプログラムを用意し、ウェブサイトなどを通じて乗客に積極的に告知している。片や、日本の航空会社では、ウェブサイトを確認する限りこのようなカーボン相殺の取組みは行なわれていない。乗客に環境行動を行なう機会を与えていないことが残念でならない。

このキャセイパシフィック航空のFly Greenerプログラムは、当然の事ながら自主的なボランティアベースとなっており、強制参加ではない。

このプログラムの素晴らしい点は、乗客がマイレージポイントで気軽に小額寄付ができるという仕組みを用意したことにある。また、マイレージプログラムに加入していない乗客でもキャッシュでの寄付が可能だ。”環境に配慮している”と消費者にアピールするためのPR的取組みではなく、実際に気軽に環境行動してもらおうとの消費者配慮が十分に行なわれている。

マイレージポイントで、二酸化炭素排出を相殺する。”消費者目線”での新しいカーボンオフセットの形が登場した。


詳細は、FlyGreenerウェブサイトまで。 
http://www.cathaypacific.com/cpa/en_JP/aboutus/flygreener(英語サイト)




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2008年01月10日

日本のホリスティックリトリート① 扉温泉 明神館


日本を代表するホリスティックなリトリートをポノピープルで厳選し、皆さまに紹介していきたいと思います。汚染の少ない自然環境、自然素材を多用し自然との調和をコンセプトとした建物・空間、料理・ヨガ・アロマテラピー・温泉など全人的な観点からのウェルネスサービス、そしてその土地の自然を生かしたアクティビティプログラム(トレッキングなど)の提供、この4つを満たす施設をホリスティックリトリートと定義したい。

第一回目は、信州・松本の奥深い山々に溶け込むかのように佇む扉温泉 明神館。マクロビオティックを志向する人たちに人気の温泉宿だ。

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宿に到着後、長旅の疲れを癒すため館内のアロマテラピーサロンへ。フィットテラピー(植物療法)を駆使したプログラムにより植物の癒しのエネルギーに包まれて深い安息の時間を過ごした後、オーガニックな食事を堪能。天然の温泉に入った後は無垢の木と緑に包まれたクリーンな部屋でゆっくり読書。翌朝は少し早く起きて旅館周辺の静寂な八ヶ岳中信高原国定公園をぶらりと散策(ヨギーニはヨガマット持参)し、朝食後、談話室やお風呂でゆっくりした後上高地の散策ツアー(4月以降開通)へと出発。。。というような日常生活で溜まった疲れをリセットしエナジーチャージが可能な環境がここにはある。

この宿の大きな特徴は料理にある。米はこだわりの鴨米などを使い、地元の食材や旬な食材を使い、マクロビオティックスタンスで調理したスローフードを提供している。

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マクロビオティックフレンチ。写真の料理は「しいたけのテリーヌ」。


これらの料理で使う野菜は有機JAS認定の自家農園で栽培されている。ちなみに、この自家農園は、料理での残飯を使いゴミ処理機にかけた肥料を使ったサステナブルファームとなっている。

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有機JAS認定の自家農園。この農園で摂れた野菜を使った料理を提供


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自家農園で栽培された有機野菜。「ふぞろい」な形の野菜たちの姿は元気な証拠。

ホリスティック・ロハス・オーガニック・エコロジーなどにピンと来る人は、きっと心地良い時間が過ごせる場所だと断言したい。詳細は、扉温泉 明神館のホームページまで。




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扉温泉 明神館

住所:長野県松本市大字入山辺8967 =>地図
ホームページ:
http://www.tobira-group.com



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2008年01月07日

【日本のグッドエコツアー】④新里まるごと沖縄体験


沖縄のスロータウン、本部町・新里地区を舞台としたエコツーリズムが、「がじゅまる自然学校」が提供する「新里まるごと沖縄体験」。

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子どもが大好きな蝶やトンボ、握りこぶしほどの大きさのヤドカリにも会えるかもしれないジャングルの森の探検。妖精キジムナーが出てきそうな沖縄スタイルの里では、自分で刈ったサトウキビをかじり、ビーチに出ると、サンゴの白いかけらと、エメラルドブルーに輝く世界。沖縄の森・海・里・文化が満喫できるツアーだ。

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沖縄の自然と文化に触れるたび。詳細は、がじゅまる自然学校まで。



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事業者名: がじゅまる自然学校
実施場所:  沖縄県本部町 新里地区
住所 : 沖縄県名護市真喜屋499-1
電話 : 0980-58-1852 
ホームページ :http://www.wens.gr.jp/gajumaru
メールアドレス :gajumaru@wens.gr.jp



□関連情報
沖縄のスロースポット、新里エリアの地図

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2008年01月06日

”快適性”を追求する次世代自然エネルギー


温暖化などの気候変動問題に対する一つの対策として注目を集めている自然エネルギーや再生可能エネルギーの利用。その利用目的は、温室効果ガスの排出量削減や光熱費の削減という目的だけに留まらず、エネルギーレイアウトを分散化させる、という大きな意味をも持つ。この考え方はEIMY(エイミー:Energy In My Yard)と呼ばれている。”自分の庭で使うエネルギーは出来るだけ自給する”がコンセプトとなっており、エネルギーの地産地消とも言える。時代は、”大きなエネルギーから小さなエネルギーの分散化”へと向かっているのだ。

そして、自然エネルギーの利用目的としても挙げられるもう一つのキーワードが「快適性」である。この快適さを演出する自然エネルギーとして注目されているのが、地熱を利用した空調システムだ。山口県に本社を置くジオパワーシステム社がこの地熱利用システムを提供している。

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GEOパワーシステム社の地熱利用システムの概略図。


この地中熱システムの概要は、夏場は約15℃、冬場は約18℃という蓄熱層が存在する地層4メートルから5メートルの深さまでパイプを刺し、そのパイプを通じて地中熱を採熱し建物内に循環・換気させる、という仕組みである(上図参照)。夏場はひんやりとした地中の冷気を、冬場はほんのりと暖かい地中の暖気を建物内にエアサイクルさせる、というコンセプトだ。この地中に蓄熱されている「程々に」冷たく「程々に」暖かい熱は、人が心地よいと感じる温度系と言われている。夏場に井戸水(地下水)に触れると、ひやっと心地よい感覚が手に溢れる。また冬場に触れると少し暖かさを感じる。建物内でこういう感覚を肌を通じて五感で感じる人に優しい自然空調システムだ。


どのような人がこの地中熱システムを利用しているのか。例えばエアコンの冷房による冷え性や除湿空調システムによるカサカサ肌に悩む人が戸建住宅に導入し、またガンガンに効いた冷暖房では子供の健康を害するということで幼稚園が導入、そして体に負担の掛からないエアコンディショニングを求め、老人ホームが導入している。また、人に優しい職場環境を実現するためオフィス環境にも需要があるという。



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地中熱を建物内に循環・換気させる排出口。戸建住宅の事例。写真提供:ジオパワーシステム


温室効果ガスと光熱費コストの削減、エネルギーの地産地消、そして快適性への追求と健康への配慮。日本の自然エネルギーは次のフェーズへと突入した。




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地中熱利用換気システム
ジオパワーシステム

ホームページ:
http://www.geo-power.co.jp



□ 関連情報
東京で地中熱エネルギーの心地良さを体験する=>地図を見る
地中熱とは?出典:wikipedia

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