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4)ビューティー

化粧品の動物実験禁止について

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今月の12日、EU(欧州連合)では化粧品の動物実験が原則禁止となりました。この大きなトピックに関し、地球生物会議 ALIVEさんより、解説いただきます。

地球生物会議 ALIVEは、人間だけではなく、 「すべての生き物が生存可能な環境」の存続を願い、 生命や環境を大切にする社会やライフスタイルの変革を求めて活動する非営利の市民団体です。

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今年の3月12日に、EU(欧州連合)では化粧品の動物実験が原則禁止となりました。 これは過去30年以上にわたる動物実験廃止を支持する人々の願いが政策に反映されたものと言えます。

欧米諸国では、1970年代に残酷な動物実験の実態が次第に人々に知られるようになり、大きな反対運動が盛り上がりました。

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※写真はドレーズテストに使われるウサギ。ドレーズテストとは、ウサギの眼粘膜刺激テストのことで、涙腺が発達していないウサギの眼に化粧品などの原料を注入し、眼が炎症を起こす様子を時間ごとに観察して、毒性を調べるもの。動物に激しい苦痛を与えるとして批判を受けてきた。実験の精度が低いことと代替法が開発されたことにより、EUでは最も早く廃止されることになった。化粧品原料の毒性を調べるためには、このほかに10を越える各種動物実験が行われる。


このような世論を受けてEU(当時はEC)は、過去30年以上、一貫して動物実験を削減、廃止させるという方向性をもって政策的に取組み、1986年には、EU動物実験指令(1986)が制定され、発効しました。
この指令の名称は、「実験その他の科学目的に使用される動物の保護に関する指令:Directive86/609/EEC」といい、動物実験に関する加盟国共通の規則を制定したものです。


「実験動物の福祉に関する欧州協定と主なEU法」
http://www.alive-net.net/material/materialbook/siryou21.html
(なお、2009年現在、改正作業中)


EU動物実験指令の7条は、「科学的に適切と認められる代替法が存在する場合には、動物実験に代わり、代替法を使用しなければならない」と定めています。
この規定に基き、EUでは代替法の開発に多額の資金を投入し、代替法の有効性を評価する機関として、1991年、ECVAM(欧州動物実験代替法評価センター)を設立しました。


⇒動物実験を削減するための研究
http://www.ava-net.net/world-news/126-1.html


欧米では、動物実験代替法の開発やその有効性の評価を促進していますが、残念ながら日本では代替法についての認知度が低く、予算もごくわずかにすぎません。
化粧品に関するEU指令はその後、7回の改正(1979、1982、1983、1989、1990、1993、2003)が行われ、化粧品における動物実験の最終的廃止に至る工程が決定しました。

1993年の第6回改正では、化粧品用動物実験の代替法の開発と使用促進が義務付けられました。また、1998年1月1日を最終期限として、化粧品原料およびその合成物の動物実験の禁止が決定しました。しかし、この期限は代替法開発の遅れなどを理由に延期され、最終期限を定める改正指令を待つこととなりました。

2003年の第7回改正では、動物実験した化粧品の最終製品、原料、あるいはその合成物を含む最終製品の市場流通、化粧品の最終製品、原料、あるいはその合成物の動物実験の禁止などを含む、化粧品関連の動物実験全面禁止が決定し、2004年9月11日までに欧州委員会が、最終期限までの予定表を作成・公表することを義務付けました。

このうち、化粧品の最終製品の動物実験に関しては、2004年9月11日の時点ですでに禁止となっています。これは、製品に使用されている原料、あるいはその合成物が、最終製品になる以前に安全性評価試験をクリアしているもので、ある程度の安全性はすでに確認できているという理由によります。

化粧品の原料およびその合成物の動物実験禁止については、代替法の有効性が評価され、EU法規に採択されるに従い、段階的に実施していくことが決定しましたが、最終期限は、代替法の有無に関わらず、2003年の改正化粧品指令の発効より6年後の2009年3月11日とされました。

ただし、毒性試験のうち、代替法の評価に時間がかかるか、代替法が困難であるとされる反復投与毒性試験、生殖毒性試験、全身暴露試験については、禁止から除外されています。この3つの試験については、2013年3月11日を最終期限とし、それ以降は代替法の有無にかかわらず、全面禁止となる予定です。

とはいうものの、EUでは、代替法の有効性評価・採用が日本比較にならない速度、規模で進んできたので、化粧品の動物実験を禁止しても、実質さほどの影響がないとみられます。

例えば、2005年、2006年、EU加盟国26ヵ国で化粧品の動物実験を行ったと報告しているのはフランスとルーマニアのみです。


・化粧品用動物実験の統計
2005年 ルーマニア 40匹 フランス 2236匹 合計 2276匹
2006年 ルーマニア 40匹 フランス 1329匹 合計 1329匹
・使用動物種
ルーマニア: ラット
フランス:  マウス、ラット、ハムスター、ウサギ


従って、2009年3月の時点で、ヨーロッパでは化粧品の動物実験はほぼ全面廃止を実現しているということができます。

EUの決定は輸入品にも適用されます。日本でも欧州に輸出している化粧品会社はすでにラインを分けて製造しているため、影響はないとしています。


問題は、国内向け化粧品の場合は、どうなっているかということです。残念ながら、日本ではどのような会社がどのような実験をしているかはほとんどわかりません。その理由の一つが、日本には実験動物施設の届出制もなく、動物実験の実態を把握できないという制度的な問題があるからです。


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(写真)各国の法規制の表 出典:動物実験廃止・全国ネットワーク


日本以外の「先進国」はすべて、動物実験施設を届出制、登録制、許可制としており、動物実験そのものについても登録制や許可制があるため、少なくとも実態を把握できるようになっています。この点から見ると、日本は動物実験について実効性を伴う法規制がまったく存在しない唯一の「先進国」となっています。


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(写真) 1988年、日本ではじめての動物実験をしない化粧品会社設立
http://www.miss-apricot.com/

(参考サイト)
幅広い視点から動物実験の廃止を訴えるサイト
http://www.ava-net.net/



投稿者 pono : 2009年03月25日 11:34 | コメント (0) | トラックバック (0)

オーガニックの”しるし” デメター(demeter)って何?


正真正銘のオーガニックなモノの”しるし”として、オレンジ色の背景色に白文字で「demeter」と書かれたマークに信頼を寄せる人も多いのではないでしょうか。
demter(デメター。ディーメテールと呼ぶ人もいる)は、バイオダイナミック農法を推奨するドイツの有機農法団体「デメター協会」が認定した商品のみに付与されるオーガニックマークである。

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デメターのイメージ写真:提供 ㈱おもちゃ箱

日本では、化粧品に付与されたマークを目にする機会が多いが、その他青果物をはじめ、園芸品、酪農品、加工品、冷凍食品、医療品など認定対象は多岐に渡り、世界約20ヶ国で約4000の認定商品が流通していると言われている。まさに世界のグリーンピープル共通のオーガニックアイコンとなっている。

ちなみに、デメターは菜食主義者のための信頼マークではない。牛肉や豚肉、及びそれらの加工食品にも認定を与えている点も付け加えておきたい。

デメターの基本理念は、アントロポゾフィー(人智学)の創始者であり、哲学博士でもあるルドルフ・シュタイナー博士のエコロジー理論に基づいている。
デメター・クオリティのガイドラインには、農薬は使わず大地の力を引き出す農法・飼育法及び加工法などが事細かに規定されている。

詳細は割愛するが、幾多ある他オーガニック認定基準と異なる点は、動植物の「ハピネス」にも配慮が及んでいる点であると言える。例えば、畜産品の場合、家畜の自然な動作を妨げないよう飼育小屋の仕切りレイアウトまでガイドしていたり、家畜の体調不良時には、ホルモン剤ではなく体に優しいホメオパシー治療法を優先することが規定していたり、また、子豚の歯や尾、耳を切るなどは厳禁と記されていたり。”人の管理のし易さ”よりも”動植物の快適性・幸せ”を重視することが根底に流れているのだ。

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デメター認定 タウトロッフェン

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デメター認定 マルティナオーガニックコスメティック


1924年設立のデメターが定めたオーガニック品質ガイドライン。オーガニックに関するEU規定「2092/91」基準にも大きく影響を与えており、今全世界的に消費者が求めている高品質で安全で、健康的で、そして環境に優しい農業の実践法として今なお高く評価されている。
「モンドセレクション受賞!」というキャッチコピーと同じくらい、「デメター認定!」と名を売った商品が沢山日本で流通して欲しい。

写真・資料提供:株式会社おもちゃ箱 http://www.omochabako.co.jp



□関連情報
demeter認定のモノを探す
ルドルフ・シュタイナー博士 <出典:wikipedia>
デメター協会本部のある古都ダルムシュタットを上空から眺める



投稿者 pono : 2007年12月25日 11:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

リビングなコスメティックスとは?


グリーンプロダクトを日々探求しているポノピープルが最近注目しているキーワードが「リビング」

「リビング:生きている」を意味するのだが、例えば、スチームクッカー(蒸し器)を使い食材を48℃以下の低温で調理し、生やそれに近い状態で食べる食事法 「リビングフード(ローフード)」 や、無垢材・蜜蝋ワックス・羊毛断熱材・珪藻土などの素材を使った”呼吸する家” 「リビングハウス」 などが挙げられる。
そして、この「リビング」な状態を保持・維持するために、昔ながらの知恵や時にはハイテクノロジーが介在し、品質を保っていることも重要なポイントだ。


そして、”リビング”なコスメティックスを発見!Biorista(ビオリスタ)という日本人向けに開発されたイタリア発コスメ。

バイオダイナミックで栽培された青果物を、採れたての状態で瞬時にボトリングしたベジフルなプロダクツだ。

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写真:ビオリスタの素材が栽培されているイタリア・ピエモンテ州のバイオダイナミック農場

この ”リビング” な状態を保つために、コールドミクスチャー製法なるオペレーションが介在している。細かな技術説明は割愛するが、ポイントは、素材加工に伴い高温加熱処理をせずに、低温加熱処理を行い、ビタミン等の微量栄養素を抽出する技術だ。高温加熱処理を行うことにより、青果物が持つ”酵素”が破壊されビタミンやミネラル等の残存率が低くなることが懸念される。

” リビング ”な状態を保つために考え出されたオペレーションなのだろう。

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写真:ビオリスタのラベンダーローズシリーズ


また、このBiorista(ビオリスタ)、上述したバイオダイナミック農法のdemeter(デメター)をはじめ、フランスECOCERTよりも認定基準が厳しいとされるイタリアSOCERTなどのオーガニック認定の基準をクリアしており、そのオーガニック度は最高レベルにある。また、手軽に購入が可能な価格設定もウレシイ点。

商品の詳細は、Biorista(ビオリスタ)のホームページまで。



お問い合わせ: イデアインターナショナル 
TEL :03-5446-9530
ホームページ: http://www.biorista.jp


□関連情報
○バイオダイナミックなプロダクツを検索する
○ECOCERTなプロダクツを検索する
○イタリア・ピエモンテ州の地図を見る
○バイオダイナミックなオーガニックコーヒー




投稿者 pono : 2007年12月12日 09:10 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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