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エコロジカルなホテルを示すエコラベル 「グリーンキー」
世界各国で、さまざまなモノ・コトに添付されているエコマーク。経済のグローバル化が加速し、世界中のモノ・コトに接する機会が増えている私たちも、さまざまなエコマークを目にする機会が増えてきました。 そうした、エコロジ-であることを証明しているマーク、どのような生い立ちがあり、どのような意味を持つのか。 ポノピープルでは、そのような代表的なエコマークにスポットを当て、連載にて紹介していきます。 第一回目は、スカンジナビア発ホテルのエコラベル「グリーンキー」について。 制作協力 : 国際NGOナチュラル・ステップ ジャパン
ホテルのエコラベル「グリーンキー」
デンマークの街頭に置かれている、あるツーリスト向けホテルガイド。「テレビ付き」「インターネットに接続可能」「禁煙」「ペット可」
など、
ホテル紹介欄におなじみのアイコンが並ぶ中、所々に緑の鍵のマークが付いているホテルがあります。このマーク、【グリーンキー:GreenKey】
と呼ばれており、
健康と環境に関する80を超える基準を満たした、LOHASな価値観を持ち、かつ実践しているホテルだけに認定、付与される、
エコマークのこと。このグリーンキー、もともとは1994年にデンマークで始まった制度で、今ではスウェーデン、フランス、オランダなど欧州各国に広がり始め、世界の439軒の宿泊施設が、マークを取得しています(2006年時点)。グリーン志向の観光 客が、ホテルやホステル、キャンプサイトなどの宿泊施設を選ぶ基準の一つになりつつあるようです。
グリーンキーホテルとは?
グリーンキー マークが付与されるには、80を超える厳しい審査基準を満たしている必要があります。
その審査内容は非常に多岐にわたり、ホテルには、常に環境コンシャスな運営が要求されます。
① 水やエネルギー、廃棄物などの削減・管理 ② ホテル内アメニティ(石鹸類)などで、有害物質を含むものの使用禁止・削減 ③ 全食材に対し、5%以上のオーガニック食材を使用すること ④ 施設の運営に携わる全関係者による環境マネジメント運営 ⑤ 宿泊滞在者への情報提供 など グリーンキーを取得した施設は、通常より電力を2割、熱エネルギーを3割、水を3割も削減しており、 21世紀の新しいホテルのあり方を提案している、先導的な宿泊施設と言えます。
グリーンキーの代表的ホテル ホテル・アレクサンドラ
グリーンキーを取得しているホテルの代表的な例として挙げられるのが、デンマークはコペンハーゲン駅近くのシティエリアに位置するホテル
ホテル・アレクサンドラ。アルネ・ヤコブセン、フィン・ユール、ハンス・J・ウェグナーなど、デンマークを代表する建築家やデザイナーの家具で構成された建物・客室 には、シンプルモダンな世界が広がっています。 そんな心地良くエレガントな外観を持つホテルの中身はというと、エコロジーな人達によるエコロジーな運用が行なわれています。 カーテン・タオル・寝具などの内装は、アレルギー体質の人にも安心な素材のみを使用し、シャンプーや石鹸は、環境にインパクトの ない、エコアメニティを標準装備。また、人がいない時は通路の電灯を消す人感センターつき照明の導入、3泊以上の利用で、掃除を断った場合 は100Dクローネを返金するなど、環境に配慮した運用が日々行なわれています。 また、ホテルの収益の一部は、アフリカの恵まれない子供たちに寄付するなど、ヒューマニティ溢れる理念に基づくアットホームな 雰囲気と、エコロジカルな運用がLOHASな人達により強く支持され続けているホテルです。
日本でのグリーンキーホテルの登場は?
現時点でのグリーンキー制度の実施国は6ヶ国ほどで、現在ベルギー、イタリア、ポルトガルなどで準備が進められている
そうです。そして、来年から日本でもグリーンキー認証制度がスタートするとのこと。
日本でもそう遠くない将来、ガイドブックで緑の鍵のマークが見られる日が来ると思います。今からとても楽しみです。
文: PONO People編集部 |
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